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兵庫県

【小話 近代】一時期世界シェアを独占した明治から戦前までの日本の樟脳業

画像は日本山海名物図会の第3巻樟脳製法 出典:国立国会図書館デジタルコレクション 鎖国期の日本の主要輸出品だった樟脳。薩摩藩と土佐藩は樟脳の輸出で莫大な利益を得て、それを倒幕の資金としたことから、樟脳は明治維新の原動力となったとまでいわれて...
鹿児島県

【小話】明治維新の原動力ともなった鎖国期の輸出品 樟脳

画像は日本山海名物図会の第3巻樟脳製法 出典:国立国会図書館デジタルコレクション 鎖国期の日本の輸出品に樟脳(しょうのう)がある。楠(くすのき)を細かく砕いて蒸留してもので、主に西欧で医薬品や防虫剤、香料として使われた。鎖国期の主な輸出品で...
歴史小話

【小話】アンコールワットの日本人の落書き

以前YouTubeで、江戸時代にアンコールワットに行って落書きをして来た日本人がいたと、ある人が笑いながら話していたのを観たことがある。江戸時代は庶民が旅をするようになった時代だが、それは中期以降のことだ。江戸時代初期には鎖国が始まり海外へ...
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歴史小話

【小話】江戸時代初期の朱印船貿易からみる日本の輸入出品

中公文庫の『日本の歴史14 鎖国』に江戸時代初期の貿易の輸入・輸出品が紹介されている。寛永10年(1633年)の第一回鎖国令が出される前は、日本からの朱印船がアジア諸国へ渡航し品々の交換をしているが、その寄港地は台湾・マカオ・マニラ・トンキ...
本のレビュー

中公文庫『日本の歴史14 鎖国』岩生成一

概略1543年から1700年頃までの1世紀半におよぶ海外との関係を記した本。鎖国は一般的には、寛永16年(1639年)の江戸幕府が鎖国を決定したときから、嘉永6年(1853年)のペリー来航までの前後215年の間をさすが、狭義では、第一回鎖国...
歴史小話

【小話】日本史の本に出てくる「マルクス主義」って何?

旅や散策を通じて日本の文化や歴史に興味をもつようになってから、もういちど歴史を学び直そうと思うようになった。中公文庫の日本の歴史やそれぞれの時代を取り扱った本を読むようになったが、正直よく分からないことが多い。為政者主体の歴史の本は面白いも...
本のレビュー

中公文庫『日本の歴史13 江戸開府』辻達也

本の概略織田信長の死後、豊臣秀吉に律義に従い諸大名と秀吉との斡旋に努めながらも、自身の政治的・経済的基盤を確立し、秀吉の亡き後は豊臣家を滅ぼし、江戸幕府の長期政権構想を築き上げた徳川家康について書かれた本。 家康、秀忠、家光三代が50年かけ...
歴史小話

【小話】移動組立式の近世の軍船 入れ子船

『日本史の謎は「地形」で解けるー環境・民族篇』で紹介されていた、『「縮み」志向の日本人』という本を読んでいたら、入れ子船というものを知った。入れ子というのは、同じ形で大きさの少し違うものを重ねて収容することで、現在ではお弁当箱やジップロック...
本のレビュー

『今川義元知られざる実像』小和田哲男

総評「今川復権」という、今川義元の名誉回復運動をしている小和田哲男氏の書いた本。本書は雑誌や新聞等に寄稿した文を繋げて作られている。著者はNHK大河ドラマの時代考証に関わっていることでも知られている。 個性的な大名が次から次へと現れた戦国時...
歴史小話

【小話 戦国時代】桶狭間の戦い

画像は大日本歴史錦繪 月岡芳年「桶狭間合戦稲川義元朝臣陳歿之図」(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 日本史の中でも最も人気がある戦国時代。その中でも、日本三大奇襲は特に多くの歴史ファンが想像を駆り立てる、関心のあるものだろう。 そ...
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