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大阪府

【小話】仁徳陵の見所

2019年に世界遺産に登録された仁徳陵。周辺の百舌鳥古墳群と、仁徳陵に劣らぬ規模の応神陵(誉田山古墳)とその周りの古墳群(古市古墳群)も含めて、「百舌鳥・古市古墳群」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されている。 2015年に電車で日本一周...
歴史小話

【小話】結縄と藁算

中公文庫『日本の歴史1 神話から歴史へ』には、漢字が輸入され使われるようになったのは応神王朝の頃だと書かれている。五世紀あたりの、西暦300年後半から400年前半頃となる。 漢字が使われる前は木に数を刻んだり、草や紐を結んで数を表していたら...
歴史小話

【小話 現在】木と水の不思議な関係

中公文庫『日本の歴史1 神話から歴史へ』を読んで、木は水の中では腐らないことを知った。水に浸かった木材は腐ることがないため、池の底にある遺跡から木製の農具が発掘されたりするのだ。 海水でも腐らないのかと思い調べてみると、海水でも木は腐らない...
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歴史小話

【小話】戦後大量に破壊された古墳②

戦後の古墳の破壊について何か知れないかと思い、宮川徏『よみがえる百舌鳥古墳群』新泉社(2018)を読んでみた。本のメインは、著者自身が古墳の調査した経験から考えた百舌鳥古墳群についての考察だが、所々に古墳の破壊について書かれている。 古墳は...
歴史小話

【小話 戦後】戦後大量に破壊された古墳①

中公文庫の日本の歴史第一巻の中で、戦後の古墳の破壊について少し触れられてる。終戦後は調査らしい調査も行われないまま、次々に古墳が急速度で壊されていったらしく、それにに対して著者は次のように述べている。 しかし、かれらの墓泥棒たちを心なき者と...
歴史小話

【小話】縄文時代早期の半定住・半移住生活

中公文庫日本の歴史シリーズ1巻の『神話から歴史へ』を読んだら、土器について知りたいと思い、無料で見れる渋谷の國學院大學博物館に行ってみた。 すると企画展で、群馬県長野原町にある居家以(いやい)岩陰遺跡の発掘に関する展示をしていて、縄文時代早...
本のレビュー

『日本の歴史1 神話から歴史へ』井上光貞

概略日本が未開の状態から文明を持つまでに至る過程を、神話や伝承といった曖昧なものと、人類学や考古学といった確かな記録のあるもを統一的に説明した本。扱う時代は、神話・伝承では古事記・日本書紀から、考古学では旧石器時代から始まり、六世紀に磐井の...
歴史小話

【小話 古代】持衰②神へ捧げられた神主

持衰(じさい)について、何か本に書かれていないかネットで調べてみたら、宮本常一の『炉辺夜話』に書かれていることが分かり、読んでみた。本にはこのようなことが書かれている。 実は日本の遣唐使節が中国へ行きます時に、必ず船に〈持衰〉というものが乗...
歴史小話

【小話 古代】持衰①航海の結果が生死を決めるシャーマン

中公文庫『日本の歴史1 神話から歴史へ』で持衰というものを知った。「じさい」と読む。安全に航海を行うことを役割とするシャーマンで、『魏志倭人伝』に書かれているのだが、これがまたインパクトがある。 古代、邪馬台国は中国にしばしば使節を送ったが...
新潟県

『北越雪譜』鈴木牧之

画像は北越雪譜. 初篇 巻之上。出典:国立国会図書館デジタルコレクション 本の紹介江戸時代後期の商人・鈴木牧之が、越後・魚沼郡の雪の暮らしを紹介した本。実際に自分が見たことや聞いた体験談から、雪にまつわる文化や風習を書いている。 雪の性質や...
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