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【小話】古代から精神的な苦痛をもたらし差別を助長した病気 フィラリア症

画像は『病草紙』(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 平安時代頃の病気を書いた絵巻物に『病草紙(やまいのそうし)』というものがある。平安時代末期か鎌倉時代初期の作といわれる、当時の病気や奇形の話を描いた絵巻である。そこに足が象の皮の...
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【小話】平安時代 退屈だが史料としての価値が高い平安貴族の日記

画像は前賢故実. 巻第6(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 平安時代の日記は現代の日記とは違い、儀式の作法が多く書かれ、自分の日記が後に他人に読まれ利用されることを意識して書かれた公的なものであった。平安時代は何かと儀式が多く先例...
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暴力がはびこる平安京

画像は年中行事絵巻(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 前回書いたように、平安時代の貴族の中には乱暴な者が少なくなかった。平安貴族の乱暴騒ぎは『殴り合う貴族たち』に詳しく書かれているが、天皇の前で取っ組み合いの喧嘩をするわ、逃げ出し...
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【小話】平安時代 暴力的だった貴族

『日本の歴史5 王朝の貴族』には当時右小将だった藤原兼房が蔵人頭に暴力を振るったことが書かれている。ある晩、居間でお酒を飲んでいたところ、何が原因か分からないが兼房は蔵人頭を罵倒し、据えてあった菓子を足で蹴散らし、蔵人頭が席を立とうとすると...
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【本のレビュー】平安時代『日本の歴史5 王朝の貴族』土田直鎮

概略 平安時代中期、名実ともに権力を極め平安貴族の頂点となった藤原道長が、どのようにして権力を握り、政治を主導していったのかを書いた本。扱う時代は村上天皇が崩御した967年(康保4年)から前九年の役が起き末法の世に入る1052年(永承7年)...
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【小話】奈良・平安時代 国司の横暴

受領は倒るるところに土をもつかめ 受領たるもの失敗しても空手で帰るな、どんな場合でも利益を得よ、というこの言葉には平安時代の受領の貪欲さが示されている(受領とは現地に赴任した国司。平安時代になると現地に赴任しない国司もいて、それと区別するた...
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【小話】平安時代 踊念仏と瓢箪

画像は都名所図会4巻の1(出典:国立国会図書館デジタルコレクション) 空也について調べていたら、空也が始めたとされる踊念仏には瓢箪が深く関わっていたことを知った。空也上人像から分かるように、空也は鉄製の鉦(かね)を胸に下げていて、後に踊念仏...
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【本のレビュー】平安時代 『律令国家の転換と「日本」』坂上康俊

本の紹介 奈良時代末期~平安時代初期を主に扱った本。題名にあるように、この時期は律令国家が「転換」した時代である。9世紀に天皇の権威が確立してゆくなかで、中央では藤原氏北家による摂関制度が成立し、地方では郡司の没落と国司の受領化が進展し、「...
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【本のレビュー】奈良時代『日本の歴史4 平安京』北山茂夫

概略 公地公民の制が崩れていくなかで藤原北家が摂関政治を確立していく過程を描いた巻。扱う時代は、770年(宝亀1年)の光仁天皇の即位から966年(康保3年)の村上天皇の崩御までの約200年となる。約400年続き、前・中・後期に分けられる平安...
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【本のレビュー】奈良時代 おすすめの本

奈良時代について知りたいと思い、何冊か本を読んでみたら、思いのほか面白い本がありました。 奈良時代は自分の中ではマイナーな時代で、全くと言っていいほど興味がありませんでしたが、読んだ本のおかげで、その独特な時代感に引き寄せられ、興味の尽きな...
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