古墳時代

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歴史小話

【小話】海を渡る古代の馬

九州各地に残る古墳の石室の壁面には、船の上に馬が大きく描かれていることが多い。中国や朝鮮の古墳の壁面に描かれている絵は被葬者の功績を表すもののようだが、同じように考えると、九州の古墳に埋葬された豪族の大きな功績は馬を朝鮮に輸送することだった...
本のレビュー

古代~近世『「馬」が動かした日本史』蓮池明弘

本の紹介 馬の普及が日本の歴史にもたらした影響がいかに大きかったかを述べた本。馬の普及は水田稲作の普及に隠れてしまっているが、稲作に匹敵するほど日本の社会に大きな衝撃を与えた。 なぜ縄文文化は東日本で弥生文化は西日本なのか。なぜ仁徳・応神陵...
歴史小話

【古代】銅鏡

銅鏡がどんなものなのか、いまいち分からなかった。現在の鏡のようにきちんと姿形を映せる技術が当時あったとは思えないし、何かを映しているのを自分の目で見たこともない。古代の技術だし太陽の光を受けて明るく光る程度のものだろうと思っていた。 しかし...
大阪府

【小話】仁徳陵の見所

2019年に世界遺産に登録された仁徳陵。周辺の百舌鳥古墳群と、仁徳陵に劣らぬ規模の応神陵(誉田山古墳)とその周りの古墳群(古市古墳群)も含めて、「百舌鳥・古市古墳群」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されている。 2015年に電車で日本一周...
歴史小話

【小話】結縄と藁算

中公文庫『日本の歴史1 神話から歴史へ』には、漢字が輸入され使われるようになったのは応神王朝の頃だと書かれている。五世紀あたりの、西暦300年後半から400年前半頃となる。 漢字が使われる前は木に数を刻んだり、草や紐を結んで数を表していたら...
本のレビュー

『日本の歴史1 神話から歴史へ』井上光貞

概略日本が未開の状態から文明を持つまでに至る過程を、神話や伝承といった曖昧なものと、人類学や考古学といった確かな記録のあるもを統一的に説明した本。扱う時代は、神話・伝承では古事記・日本書紀から、考古学では旧石器時代から始まり、六世紀に磐井の...
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