南北朝時代

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滋賀県

【滋賀県】三井寺が比叡山と長年抗争を続けたわけ

日本史の本を読んでいるとたまに登場する三井寺。天台宗の一派、天台寺門宗の総本山で、正しくは長等山園城寺と言う。 比叡山延暦寺での派閥争いに負けた僧たちが下山して、天台寺門宗を興し独立したので、延暦寺とは仲が悪く、度々焼討を受けた。延暦寺との...
京都府

【京都】天龍寺船から分かる中世寺社勢力の貿易活動(旅6日目)

なぜコンビニよりも寺の方が多いのだろうか。そんな疑問から寺社に興味を持つようになりその歴史を調べていくうちに、昔の寺社のさまざまな活動を知った。強訴・焼き討ち・金貸し・訴訟・荘園経営・会計と、祈祷や経典研究、病院、教育など本業とされる活動以...
京都府

【京都】南都北嶺と対抗した五山第一位天龍寺(旅6日目)

日本の中世の寺社勢力は宗教活動の他に、強訴、焼き討ち、金貸し、荘園経営、裁判、貿易と様々な活動を行った。利権争いに精を出し、ビジネス上のライバルは容赦なく叩き潰すといった血生臭い一面があった。そんな中世寺社勢力の筆頭に、比叡山延暦寺と興福寺...
本のレビュー

古代~近世『「馬」が動かした日本史』蓮池明弘

本の紹介 馬の普及が日本の歴史にもたらした影響がいかに大きかったかを述べた本。馬の普及は水田稲作の普及に隠れてしまっているが、稲作に匹敵するほど日本の社会に大きな衝撃を与えた。 なぜ縄文文化は東日本で弥生文化は西日本なのか。なぜ仁徳・応神陵...
歴史小話

【小話】中世に始まり中世に終わる石刻文書 板碑(いたび)

御岳講について知りたいと思い『武州御嶽山信仰』を読んでいたら、板碑というものを知った。本の言葉を借りると「民間信仰の、特に中世の庶民の信仰を知るのにまたとない好史料であり、社会・経済生活を知る手がかりとなる」もので、中世に大量に造られたもの...
東京都

【旅の拾いもの】御岳山① 武州御嶽山信仰

御岳山には御師集落がある。数十軒の家があり約140人ほどの住人がいて、主に御岳山に登って来た人達に食事や寝床を提供してその生活を成り立たせている。現在もなお御師集落がある所は珍しく、関東では御岳山と神奈川の大山だけである。 今回メインサイト...
小説のレビュー

【小説のレビュー】中世『補陀落渡海記』井上靖

あらすじ熊野にある那智の補陀落(ふだらく)寺の住職・金光坊(こんこうぼう)は11月に補陀落渡海をすることになっている。金光坊は61歳になるのだが、前住職が3代続いて61歳で補陀落渡海をしたため、世間ではいつの間にか、何となく61歳になれば渡...
和歌山県

【旅の拾いもの】日本一周4日目・5日目 和歌山県 熊野詣から知る日本の中世⑤

小栗判官唱導に使われた説経節で有名なものに「小栗半官」の物語がある。これも、熊野の歴史を調べていると必ず出てくる。ハッピーエンドで終わるストーリー性のある物語で、時宗はこれを布教に使って熊野詣の勧進を行った。 簡単に物語を説明すると、主人公...
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