江戸時代

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本のレビュー

【本のレビュー】島田裕巳『神も仏も大好きな日本人』

旅をして神社や寺院に参拝していると、気になることがいくつかある。 なぜお寺には神社のようなパワースポットがないのだろうか。神仏習合の時代はどのように参拝していたのだろうか。神社の敷地に寺院があるというのは、どのようなものだったのだろうか。そ...
歴史小話

【小話】金魚

奈良県の大和郡山市を歩いた時に、郡山の金魚の養殖の歴史を知った。面白かったので本を読んでみると、金魚は日本人の生活に身近な生き物であることが分かった。今回は日本人と金魚について、本で知ったことを書きたいと思う。金魚のことは、前回の「郡山の金...
奈良県

【旅の拾いもの】大和郡山の金魚の歴史

夏の季語となっている金魚。子供の頃に盆踊りの縁日でよく目にしましたが、大人になってからはすっかり見る機会がなくなりました。元々金魚は縁日でしか見る機会がなかったのですが、その縁日もコロナ禍で中止が相次ぎ、普段生活しているなかで金魚を見ること...
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東京都

【旅の拾いもの】東京 御岳山の御師と信仰

はじめに 行楽地として人気の東京の御岳山は、霧がかかると神秘的で幻想的な雰囲気になり、「都内の秘境」「天界集落」「天空の郷」と呼ばれています。山頂には御師の営む宿坊があり、江戸時代から講を組んで御岳山に登り、宿坊に泊まり、御嶽神社に参拝する...
旅の拾いもの

【岐阜県大垣市】江戸時代の薩摩藩士による大垣の治水工事 宝暦治水

大垣の輪中館で知った宝暦治水について、詳しく知りたいと思い、図書館で本を3冊借りて読みました。なぜ薩摩藩士が遠い異国地の地にやってきて大規模な治水工事をし、工事が終わるまでに51名が自刃したのか、本で知ったことをまとめてみました。 宝暦治水...
旅の拾いもの

【岐阜県大垣市】洪水常襲地帯大垣で暮らす百姓たちの歴史(日本一周補完の旅1日目)

2022年3月に電車日本一周補完の旅という29日間の長旅をしました。その1日目に岐阜県大垣に行き、輪中の資料館に行ました。資料館は輪中館と輪中生活館の二つの施設があり、どちらも充実した展示でしかも無料という、とても素晴らしい施設でした。おか...
歴史小話

【小話】富籤(とみくじ)

東京青梅の御嶽神社について調べていたら、江戸時代に社殿の改修費を集めるために宝くじを開催したことを知った。幕府の統制下に入った寺社ははじめのうちは社殿などの改修費を幕府からもらっていたが、元禄年間(1688~1704年)以降、幕府の財政が悪...
歴史小話

【小話】武州世直し一揆と御岳御師

幕末の不安定な状況で起きた一揆に武州世直し一揆というものがある。慶応2年(1866年)6月に名栗村(現埼玉県飯能市)で発生した農民暴動は、2日後には青梅・御嶽へ、翌日には五日市・田無へと波及し、武州・上州に散在する豪農や酒造家が次々に襲われ...
歴史小話

【小話】御岳講

講というものを知ったのは、山梨県の南西部にある早川町の赤沢宿がきっかけだった。どこか一人で泊まれる古民家はないものかと探していた時にネットで知り、かつて講を組んで七面山に登った参詣者がいたことを知った。 一口に講と言っても、仏教行事としての...
東京都

【旅の拾いもの】御岳山③ 御岳講(檀那)について

御岳山御師による精力的な布教により、江戸時代には多くの庶民が御嶽山に登拝した。彼らは講を組み、御岳講の一員(講中)として参詣をした。今回は村人にフォーカスを当て、御岳講の講中が御師とどのように関わり参詣したのか、見ていきたい。 御岳講御師を...
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