地域の話

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歴史小話

【小話】結縄と藁算

中公文庫『日本の歴史1 神話から歴史へ』には、漢字が輸入され使われるようになったのは応神王朝の頃だと書かれている。五世紀あたりの、西暦300年後半から400年前半頃となる。 漢字が使われる前は木に数を刻んだり、草や紐を結んで数を表していたら...
新潟県

『北越雪譜』鈴木牧之

画像は北越雪譜. 初篇 巻之上。出典:国立国会図書館デジタルコレクション 本の紹介江戸時代後期の商人・鈴木牧之が、越後・魚沼郡の雪の暮らしを紹介した本。実際に自分が見たことや聞いた体験談から、雪にまつわる文化や風習を書いている。 雪の性質や...
東京都

【旅の拾いもの】柴又散策 自治体のホームページからその土地の歴史が分かる

先日、メインサイトで柴又散策の記事を書いていたら、柴又の町についていろいろと知った。散策をしたのは今から2年以上前になるのだが、当時は柴又帝釈天の彫刻ギャリーと、海外でも有名な日本庭園のある山本亭を観に行っただけで、特に柴又の土地については...
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佐賀県

【小話】鎖国期に海を渡った有田焼

鎖国期の日本の輸出品の中で、海外から人気のあったものといえば陶磁器も知られている。金・銀・銅・樟脳に劣らず海外から重宝され、日本の文化・芸術を世界に知らしめたものとして有名だ。 信長が保護した瀬戸焼や、秀吉が朝鮮から連れて来させた陶工による...
鹿児島県

【小話】入宋貿易で国外に輸出されていた硫黄

岩生成一著『日本の歴史14 鎖国』(中公文庫)を読んでいた時、江戸時代初期の海外との貿易の輸出品に硫黄という文字が書かれていて目が止まった。現在のベトナム・カンボジア・タイに日本の硫黄が、朱印船貿易で輸出されいることが本に書かれていた。 日...
旅エッセイ

【旅エッセイ】旅と楠

樟脳について知りたいと思い、『楠(ものと人間の文化史)』という本を読んでみた。楠の特性や用途が書かれているのはもちろん、楠を語る上で欠かせない樟脳について、そして樟脳を語る上で欠かせないセルロイドについても詳しく書かれていて、読んでいて面白...
兵庫県

【小話 近代】一時期世界シェアを独占した明治から戦前までの日本の樟脳業

画像は日本山海名物図会の第3巻樟脳製法 出典:国立国会図書館デジタルコレクション 鎖国期の日本の主要輸出品だった樟脳。薩摩藩と土佐藩は樟脳の輸出で莫大な利益を得て、それを倒幕の資金としたことから、樟脳は明治維新の原動力となったとまでいわれて...
鹿児島県

【小話】明治維新の原動力ともなった鎖国期の輸出品 樟脳

画像は日本山海名物図会の第3巻樟脳製法 出典:国立国会図書館デジタルコレクション 鎖国期の日本の輸出品に樟脳(しょうのう)がある。楠(くすのき)を細かく砕いて蒸留してもので、主に西欧で医薬品や防虫剤、香料として使われた。鎖国期の主な輸出品で...
和歌山県

【旅エッセイ】日本一周旅5日目 和歌山県 感動よりも委縮が勝る那智の大滝

旅の5日目は那智大社に行った。那智の大滝が有名な場所だ。昨日と同じ様に紀伊勝浦駅からバスに乗るが、25分ほどで大社前のバス停に着く。少し手前の大門坂で降りると、石畳の続く熊野古道を歩くことができるのだが、スケジュール上カットすることにした。...
和歌山県

【旅エッセイ】日本一周旅4日目 和歌山県 熊野三山の歴史を知る一日

旅の4日目は和歌山県にある熊野三山に行った。世界遺産に登録されている有名な観光地だ。前日に紀伊勝浦駅にある安いビジネスホテルに泊まり、紀伊勝浦駅からバスで神社を巡った。駅の近くにある熊野交通でバスのフリーパスを買い、それを使って熊野本宮大社...
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