奈良県 【旅エッセイ】最古の瓦の残る奈良の古寺 元興寺 2022年の3月に奈良県にある、世界遺産に登録されている元興寺に足を運んだ。参拝の際に一目見たかったのが、我が国最古の瓦だった。 元興寺は飛鳥時代に蘇我馬子の氏寺として創建された飛鳥寺が、平城京遷都にともない奈良に移転し、元興寺となった。 ... 2023.09.29 奈良県
奈良県 【旅のひろいもの】世界遺産の名に恥じない古寺 元興寺 奈良県の観光名所の中で、世界遺産の古都奈良の文化財に指定されているものは、東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺、元興寺、春日大社、平城宮跡だ。 その中で、恐らく一番知名度が低いであろう寺院は、元興寺だろう。興福寺の近くにあり、古い町並みが残り食... 2023.09.29 奈良県
奈良県 【旅のひろいもの】古代寺院建築を支える和釘 たたらで作られる純度の高い釘 薬師寺を参拝した時に、資料館のような展示場所で和釘を見た。釘というと西洋のイメージがあるが日本にも古代から釘があったのか、と驚き、写真を撮った。 旅を終えてから、和釘が寺院建築に欠かせないものだと知った。法隆寺と薬師寺を改修した宮大工の棟梁... 2023.07.14 旅の拾いもの奈良県
奈良県 【旅エッセイ】だだ広いだけなのに面白い平城宮跡歴史公園 2015年に電車日本一周の旅をした時は、平城宮跡歴史公園(以下、平城宮跡)に興味を持てなかった。当時は世界遺産に登録されている日本の観光名所に行くことを旅の目的としていたから、平城宮跡に行くことを検討したが、行かなかった。 ただ広いだけの土... 2023.06.22 旅エッセイ奈良県
奈良県 【本のレビュー】奈良を旅する前に読んでおいて損のない一冊『奈良の寺 世界遺産を歩く』 こんな本 以前、奈良の古寺巡りにお勧めの本を2冊紹介したが、 (『木に学べ』と『宮大工と歩く奈良の古寺』) より広く深く知りたい方は、『奈良の寺 世界遺産を歩く』がお勧めだ。 奈良の文化遺産を研究・普及している奈良国立文化財研究所で働く研究... 2023.05.27 本のレビュー奈良県
奈良県 【本のレビュー】奈良の古寺巡りに最適な一冊 『宮大工と歩く奈良の古寺』 こんな本 宮大工の棟梁、小川三夫氏が奈良の古寺の見どころを分かりやすく解説した本。1,300年前、ろくな道具もない中で寺院をどのように工夫し苦労して造ったのか、造り手からの解説を聞ける一冊。 著者は前回紹介した『木に学べ』の話し手、西岡常一... 2023.05.20 本のレビュー奈良県
奈良県 【本のレビュー】法隆寺の凄さが分かる一冊『木に学べ』 こんな本 法隆寺と薬師寺の再建に携わった宮大工の棟梁が語った内容を文字にした本。宮大工の目線からみた法隆寺の見どころが語られ、話し言葉で書かれているため読みやすい。法隆寺に参拝する予定のある人や法隆寺の建築に興味のある人にお勧め。 (薬師寺... 2023.05.12 本のレビュー奈良県
京都府 京都府【旅エッセイ】明治期に造られた日本近代土木事業の金字塔 琵琶湖疏水 2022年の3月に以前やった電車日本一周の続きをした。その時、京都を通った時に蹴上インクラインと南禅寺水路閣、琵琶湖疏水記念館に立ち寄った。いずれも明治時代の偉業、琵琶湖疏水に関する場所だ。 この時は明治時代に興味があり、何か明治時代の遺構... 2023.05.06 旅エッセイ京都府
京都府 京都府【旅の拾いもの】明治期の大土木事業の金字塔 琵琶湖疏水 近代日本の土木事業で大偉業として知られているものに、琵琶湖疏水がある。衰退した京都を復興させるために、琵琶湖から水を引き生活・工場・灌漑・防火用水に用い、また水力発電を行い工業を興した大事業である。 当時日本ではまだ誰も行わなかった竪坑方式... 2023.05.04 旅の拾いもの京都府
京都府 明治の大事業 琵琶湖疏水を描いた一冊『京都インクライン物語』 本の紹介 近代化を迎えた明治時代、日本では西洋の技術や機械を取り入れて江戸時代にはできなかった規模の土木工事が各地で行われた。そんな近代土木事業の中でも、知名度が高く、日本近代建築の金字塔といわれているのが琵琶湖疏水だ。 琵琶湖の水を現在の... 2023.05.02 小説のレビュー京都府