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【小話】現代 神社と方角

天子南面について調べていたら、これまで気にしたことがなかったが、神社やお寺は方角を意識して造られていることを知った。今回は神社について、ネットで調べてみて知ったことと幾つかまとめてみたいと思う。 古代の神社のご神体は山や滝、岩などの自然であ...
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【小話】奈良時代 天子南面思想

奈良時代の本を読んでいたら、「天子南面」というものを知った。中国の思想で、天子(皇帝)が臣下に対応する時は「南面す」、つまり南を向くというものである。皇帝は北を背にし、臣下から見て北に位置するが、これは皇帝が北の空に輝く北極星に喩えられ、不...
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【小話】中世の勧進業の前身となる奈良時代の知識業

『行基』(速水侑[編]吉川弘文館)を読むと、奈良時代の知識について知ることができる。本の中で、知識とは元々「僧侶にとっての知人であり時には棲家や食べものを工面し、時には草庵の材料を提供してくれる者」の意味であったが、これが「僧尼の感化に応じ...
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【小話】行基と知識

奈良時代、東大寺の大仏殿の造営に多大な貢献をし名僧と言われた行基は、民衆のために生きる僧でした。行基が造った橋は6、溜池は15、布施屋は9、信者の活動拠点である僧尼院は49といわれています。 その他にも灌漑用の用水路や港を造り、『行基菩薩伝...
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【小話】奈良時代の名僧 行基

行基は終生畿内から出ることはありませんでしたが、日本の各地には行基が造ったとされる寺院や橋、温泉などの開基伝承や開湯伝承が残されています。 このサイトでも紹介したことのある、東京の御岳山にある御嶽神社も、行基創建の伝承があります。それだけ行...
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【小話】僧になる資格がすっかり甘くなる奈良時代の仏教

大宝律令がスタートした奈良時代の初期は、僧尼になることのは難しかった。僧尼は公務員のような官僧であり、税金免除をはじめとした優遇措置があったため、相当の学問と修行が求められた。持統朝から毎年定期的に僧尼になるシステムができたが、その数は限ら...
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【小話】奈良時代 僧になるための資格と手続き

大宝律令ができた当初(701年)、僧尼になるのは難しかった。奈良時代の仏教は「鎮護国家」「国家仏教」という言葉から分かるように、国を守り安定させる役割を担うものだった。僧尼は国家の公務員のような官僧であり、天皇が病気になったら祈祷して平癒を...
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【小話】往路よりも復路が危険な遣唐使

遣唐使が危険なことは有名である。4隻で唐に行くのはリスクヘッジのためで、行きに半分、帰りに半分が沈んでも1隻は残るように4隻が派遣されたなんてことも聞いたことがある。危険なことには変わりはないのだが、行きよりも帰りが特に危なかった。 航海技...
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【小話】命を懸けて海を渡る貴族 遣唐使

8世紀の貴族は高い理想を持ち、学問を修め自らが実務を担当した者が多い。平城京の造営、大仏建立、農業指導など、がむしゃらに働いた貴族がいたが、中には自らの命を懸けて海に渡った貴族もいた。遣唐使である。8世紀には大宝度・養老度・天平度・勝宝度・...
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【小話】班田収授の意外な実態

中学高校の日本史の授業で班田収授の法は6歳以上になると口分田がもらえると教わった。戸籍は6年ごとに作られるから、運のよい子なら6歳の時に戸籍を作る年と重なり口分田がもらえるが、運の悪い子は5歳の時に戸籍作成の年となり、その6年後の11歳にな...
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